3丁目のタルタル

FF11関連の記事を中心にお届けしています。

【ナイトの取扱説明書②】2023.2.18 装備と青魔法の話

第五章 盾用装備セット

使用されている装備品のオーグメントについては以下の通り。

  • オデシー装備:すべて未強化
  • ウォンテッド装備:すべてMAX
  • ブルトガング:ランク4
  • リュウェン:MAX
  • ギアス免罪符装備:すべてMAX
  • オディシアヘルム:被ファランクス+4
  • オディシアプレート:被ファランクス+1
  • オディシアグリーヴ:FC+4%
  • ルディアノスマント(通常):HP+80、回避+20、魔回避+20、敵対心+10、盾発動率+5
  • ルディアノスマント(詠唱):HP+80、FC+10%、回避+20、魔回避+20、詠唱中断率10%ダウン
  • ウェルドマント:DEX+1、VIT+2、被ファランクス+4

※以降のパラメータ値は盾の分を含まず、ML40ナ/青の場合で記載
※青魔法セットによる微量の誤差があります

通常装備

ブルト     ストンチ+1
CV+2 騎士+2 オノワ+1 クリプティク
CV+2 サクパタ ゼラチナス+1 ペリエ+1
ルディアノス キャリアー CV+2 CV+2

HP 3027
防御力 1734
VIT 144+259
被ダメージ -43%(CV胴分を除く)
被物理ダメージ -7%
被物理ダメージII -18%
被魔法ダメージ -1%
魔回避 +586
魔防 +34
全耐性 +15
全状態異常のレジスト +11
盾スキル +13
盾発動率 +8
ヘイスト +24%
敵対心 +79~83
被ダメージ時に敵対心が下がりにくい +33
被物理ダメージの12%をMPに変換
敵対心に応じて被ダメージを軽減
時々被ダメージを吸収 +8%

まずナイトも魔導剣士と同様にHP3000を最低確保ラインに定めています。
両手のみサクパタを起用しているのはそれが理由で、シバリエアーマーが+3まで強化できればオールシバリエに固める予定になっています。

またサクパタを起用した方が防御力や魔回避は上ですが、防御力を特に意識したいのがオデシーでこちらは魔導剣士を使うため見送ったのと、ナイトに関してはあまり魔回避を重視していないことに起因します。
それよりはエンピ装束特有のプロパティを取り入れるべきという考えのもと組み込んだセットなので、ここはあくまで判断材料のひとつとして参考にしてみてください。

ナイトで主に使う3種の5部位セットの比較表も添付しておきます。

  HP MP 防御力 魔回避 魔防 敵対心 カット
サクパタ 500 235 799 674 39 0 40
CV+3 539 432 745 592 32 31 35
SV+1C 1079 287 620 342 12 56 24

詠唱用装備

ファストキャスト、詠唱中断率ダウンを兼ねた装備セットとなります。

ブルト(サクパタ) (ニビルB)   ストンチ+1
CV+2 騎士+2 ハラサズ ナイトリー
RV+3 王将 ゼラチナス+1 月光
ルディアノス キャリアー カマイン+1A オディシア

HP 3185
防御力 1549
VIT 144+205
被ダメージ -36%
被物理ダメージ -11%
被物理ダメージII -18%
被魔法ダメージ +1%
魔回避 +395
魔防 +18
全状態異常のレジスト +11
盾スキル +13
盾発動率 +3
ヘイスト +23%
ファストキャスト +37%
詠唱中断率ダウン +105%(メリポ分含む)
強化魔法の効果時間 +20%
敵対心 +43
被ダメージ時に敵対心が下がりにくい +20
被物理ダメージの7%をMPに変換

戦闘中での回復や強化、青魔法詠唱などに起用しているセットになりますが、通常装備からの変更で防御性能が大幅に低下していることからリスク管理を行いながらの調整を続けている現状です。
また現在は見送っていますが、武器と盾を()内に変えることでさらにFC+17%できます。
魔導剣士と比較して顕著に表れている欠点が詠唱時間・再詠唱時間なので将来的に組み込みたい願望はあります。
ですがここでもマクロや防御性能など装備を変えた際の影響を考慮する必要はありそうです。

敵対心装備

ブルト     サピエンス
ロース+1 騎士+2 オノワ+1 クリプティク
CV+2 SV+1C アイワツ ペリエ+1
ルディアノス クリード CB+3 CV+2

HP 3070
防御力 1614
VIT 144+209
被ダメージ -30%
被物理ダメージ -7%
被物理ダメージII -18%
被魔法ダメージ -4%
敵対心に応じて被ダメージを軽減
敵対心 +128~137

中断リスクの低い短詠唱の高ヘイト魔法やアビリティに対して使っていますが、アビリティに関しては一部レリックも組み込んでいます。
またカット不足については一瞬の着替えであることと、別でCV胴の敵対心を参照するカットもあるため現状に落ち着いています。

ファランクス装備

サクパタ リュウェン   ストンチ+1
オディシア インカンター アンドアー ミミル
オディシア SV+1 スティキニ スティキニ
ウェルド オリンポス サクパタ  SV+1

HP 3034
被ダメージ -35%
被物理ダメージ -7%
被魔法ダメージ =5%
ファランクス +31
強化魔法スキル 430

ファランクスは、スキル300以降ではスキル28~29につきカット+1とのことなのでスキルよりは被ファランクス+を優先して組んでいます。
やはり通常装備に比べ防御性能は極めて低くなるので、戦闘中にかけ直す場合は細心の注意を払う必要があります。

アビリティ専用装備

ここではアビリティ使用時に部分的に使用する装備をその詳細も含めて紹介します。

◆神聖の印

シバリエサバトン
印フラッシュや印バニシュガなどの魔法着弾時に装備。
魔法に対する敵対心アップと命中・ダメージアップの効果がありますが、とりわけ敵対心目的で使用することが多いと思います。
シバリエNQの場合で追加敵対心+62(50+12)。

◆ランパート

カバラリコロネット
ランパートの効果時間+30秒のほかに、メリットポイントでアイアンウィルに振っていれば能力値分のFCと詠唱中断率ダウンも付与される優れモノです。

◆フィールティ

カバラリサーコート
「フィールティ効果アップ」とは能力値1につき効果時間+4秒という効果があるので最大20秒の延長ができる装備です。

◆シールドバッシュ・シバルリー

CBガントレ+2/+3
+2以降のHQに限りシールドバッシュにディスペルの付加効果
またNQとHQ1も含めシバルリーでは能力値1につきMP回復量+5%なので最大で+25%まで伸ばせます。

◆インビンシブル

カバラリブリーチズ
インビンシブルの効果時間+10秒

◆センチネル

カバラリレギンス
「センチネル+」はその数値分を被物理ダメージカット上限に加算
「ガーディアン効果アップ」はその能力値1につき効果時間+2秒なので最大10秒延長できます。

ホーリーサークル

レベランレギンス
ホーリーサークルの効果時間が50%分延長となって4分半に。
またアンデッドキラーによるひるみ確率が+2%

第六章 個別にみるナイト装備

ここでは早期取得を目指したい装備をはじめ、その他個別に取り上げるべきものをいくつか紹介します。

RVサーコート+2/+3

飛躍的にステータスが伸びるのが+2からなのでオーメン攻略が必須となりますが、高い水準でHP、FC、敵対心、被ダメージカットが強化できる装備なので様々な場面で活躍してくれそうです。
レベランサーコート/FF11用語辞典

CBガントレ+2/+3

先ほども紹介しましたがシールドバッシュ時に装備することでディスペル効果を付加させることができ、その効果もほぼ入ってくれるため信頼性も高いです。
+2以降のプロパティのためダイバーの攻略が必須となります。

CBブリーチズ+2/+3

こちらも既出ですが詠唱中断率ダウン目的で使うことの多い装備。
ただしこの点だけをみると競合のカマイン+1(20%)やファウンダ(30%)の方が強力です。
この装備の良いところは他にも敵対心や被物理カットもついており、また詠唱中断防止装備も充実している現在では1部位で2役3役こなせるこちらの方が利点が大きいと考えます。
+2以降のプロパティのためダイバーの攻略が必須となります。

シバリエアーマー+2/+3

こちらは装備群全体での紹介ですが、エンピリアン装束はやはり+2への強化で大きく化けているので全部位ここまでは強化しておきたいところです。
上記「通常装備」で見た通り有用なプロパティをもち幅広く対応できる装備でもあるので、全部位これでやっていけるほどの信頼性を持っていると思います。
ただし+2以上の強化はソーティ攻略が必須となります。
シバリエアーマー/FF11用語辞典

スヴレン装備

こちらも装備群での紹介ですが、ナイト育成初期は特におすすめできる装備です。
ほぼCタイプでの起用が多いと思いますが、ずば抜けて高いHPやカット、敵対心、ケアル回復量アップなどナイトに必要なパラメータがNQでも充実しているので非常に心強いです。

育成が進んでも部分部分で起用することはあるのでいずれHQも視野に入ると思いますが、私自身Lv99になってすぐ揃えたのがこのNQ5部位だったので自信をもってお勧めできます。
スヴレン装備/FF11用語辞典

リュウェン

オボロ装備群の盾になりますがオグメ強化も含めるとなかなかの良装備で、これひとつあれば大抵は渡り合えるので早い段階で作っておくと良いと思います。
リアクトありきの装備ではありますが、ヘイストさえもらっていれば常時その状態を保つことができ手軽なこともあって0ダメージ化への一番の近道だと思うのでオススメできます。
プリュウェン/FF11用語辞典

ドゥバン

プライムウェポンシリーズの第二段階まで強化した盾になります。
実装当初に世の騎士たちをザワつかせたこの盾はこれまでオハンのみだった盾タイプ6の新種であり、このタイプの最大の特徴である非常に高い盾発動率があるうえIL装備で盾スキル+もあるため簡単に100%を達成できます。
ソーティ攻略こそ必須ですが入手も容易な部類に入ると思うのでぜひ取っておきたいですね。「徐々に蝕む」というスリップ付きなので睡眠対策になるところもなかなかエモい。

とはいえカット率はオハンと変わらず、モンスターのレベルが高くなると発動率は若干落ちるので全幅の信頼を寄せるのは早計。
それにこれらプリュウェンやドゥバンによるオハンいじめが酷すぎるのでオハンに対する救済措置もあっていいのでは?と思いました。

一方でイージスやスリヴァーザが奇跡的なくらい個性を確立してて何とも言えない気分です。
サクロバルワークは知らない子です。
ドゥバン/FF11用語辞典

サクパタソード

私自身ブルトを作るまではこれかブリリアンスに頼っていたのでお勧めできます。
敵対心+が無い点を除けば盾役に必要なプロパティは充実していて、ブルトを作った今でも使うことが多いので取得をお勧めしたいところですが、オデシーのシェオル・ジェール攻略が必須なのでプレイ環境によっては敷居が高いです。
サクパタソード/FF11用語辞典

サクパタ装束

こちらもサクパタソードと同じくジェール攻略が必須となります。
高い防御力と魔回避にカットやVITまで、これで攻撃性能まで充実してるので装備可能なアタッカーにとってはぶっ壊れ装備になるでしょうが、ナイトにとってもかなり有用な装備であるのは一目瞭然ですね。

私はナイトに対しては部分部分で起用することが多いですが、まとめて装備している方もみかけるのでそれだけ良い装備だというのがわかりますね。
サクパタ装束/FF11用語辞典

第七章 青魔法について

現在メインで起用しているサポ青ですが、今の段階ではサポ剣よりも気に入っているのでこれがフォイルを使えるようになった時にどうなってくるか気になるところです。
こちらではサポートジョブとして扱う青魔法についての詳細を書いていきます。

青魔法セット

名称 使用Lv 消費MP 消費BP 追加特性 特性値 属性 連携属性
フットキック 1 5 2 リザードキラー 4 炸裂
スプラウトスマック 4 6 2 ビーストキラー 4 振動
種まき 4 9 3 ビーストキラー 4 貫通
クローサイクロン 20 24 2 リザードキラー 4 切断
サウンドブラスト 32 25 1 魔法攻撃力アップ 4 -
アイスブレイク 50 142 3 魔法防御力アップ 4 -
いやしの風 16 55 4 オートリジェネ 4 -
スティンキングガス 44 37 2 オートリフレシュ 1 -
フライトフルロア 50 32 3 オートリフレシュ 2 -
コクーン 8 10 1 -   -
鉄粉 46 86 3 魔法防御力アップ 4 -
シープソング 16 22 2 オートリジェネ 4 -
ガイストウォール 46 35 3 -   -
ジェタチュラ 48 37 4 -   -

※追加特性の赤字の部分は有効になっている特性です

こちらでも一度紹介していますが、リンク先の記事内ではナ剣兼用として扱っていたので物理防御力アップ特性がついています。
ナイトは物理防御力アップ特性がもともと備わっていて青魔法による追加特性は意味がなくなるためキラー特性の青魔法に変えています。

サポ青で利用できるキラーは他にプラントイドキラーもあり、状況次第で他キラーとコンバートしています。
サウンドブラストスティンキングガスを同BP消費のパワーアタックM.バイトに変えてプラントイドキラー特性をつけることもできますが、前者の追加効果に期待していて現状はこちらを起用中です。

青魔法の効果について

こちらも別記事で一度扱っていますが再度復習です。
青魔法による追加効果は魔命を確保できていればわりと入るものが多いですが、目安としては以下のステータスでダイバーの雑魚にそこそこ入ってくれる印象。

青魔法スキル 204
魔命スキル +255
魔命 +300オーバー

エンピ装束の高い魔命は嬉しいですね。

サウンドブラスト

範囲魔法でINT-9の効果があるため、青魔法命中や精霊ダメージアップに微力ながら貢献してくれます。
揮発320 (累積は1) あるところも要注目です。

いやしの風

最大回復量が200以上の範囲回復なのでそこそこ使えそうですが、例えばフルパーティで全員が100回復した場合のヘイト値は、私の認識が合っていれば揮発830・累積140ほどなのでそういう意味でも優秀です。
またメンバーが寝た際に起こす用途としても使えますし、シープソングと組み合わせることでリジェネ特性も得られます。

なおナイトの場合はマジェスティ+ケアルもありますが、マジェスティの効果時間が短く1工数挟んでの回復になりがちなので緊急対応には心許ない印象です。
いやしの風はそれに比べれば回復量こそ低いですが突発的な詠唱ではこちらの方が有利なことが多いので、使い分けてやっていくのが良いかなと思います。

スティンキングガス

範囲魔法でVIT-10の効果があるため、僅かながら攻防差やSV差を有利な方向にもっていくことができます。
また揮発・累積ともに320を有しているのでヘイト稼ぎにも使えます。
難点は詠唱時間が長めというところ。

フライトフルロア

範囲魔法で防御力-10%の効果がありますが注目すべきはその状態異常の位置付けで、ディアやボックスステップとは別枠、またコクーンやシザーガード・シェルガードと同枠でランクがそれらよりも上なのです。
つまり相手にそれらを使われても上書きでき、またフルロア効果中はそれらの防御力アップ系は効果がないのでなかなか強力ですね。

ただしアシッドボルトやアンゴン、アマブレ等の防御ダウン系のものとも同枠で上書きランクが上なのは注意が必要ですね。
使いどころは考えておく必要があります。
また揮発320 (累積1) あるところも良いですね。

コクーン

防御力+50%というシンプルかつ超性能の青魔法。
効果時間が1分半と短いですが、ナイトは高めの防御力を確保できるので効果もそれだけ高いということになります。
ヘイトは無いに等しいためそちらは期待できません。

シープソング

範囲睡眠魔法で最大60秒の効果時間を有しています。
魔命の心許なさもありメインの寝かせとして使うことは難しいですが一時的な対処としては十分で、ヘイトも揮発・累積ともに320を有していて詠唱時間・再詠唱時間ともに良い塩梅なのでサポ青におけるヘイト稼ぎの主力となる青魔法です。
いやしの風と共にセットすることでリジェネ特性が得られるのもポイント。

ガイストウォール

ディスぺガと同じ効果の青魔法というのも魅力ですが、シープソングと同様にヘイト稼ぎの主力として活躍してくれるというのが起用する主な理由です。

ジェタチュラ

扇状前方範囲で短時間テラーにする青魔法で、揮発1260・累積120という強力なヘイト値を有しているのでフラッシュみたいな扱いができる青魔法です。
ただ扇状とはいえその範囲が狭く視線判定という縛りもあるのでフラッシュと同様に単体対象のノリで使うのが良いかもしれませんが、立ち位置を上手く調整して複数に当てられる方には心強いスキルになるでしょう。

またこちらは同BP消費のサペリフィック (揮発・累積320) に変えて範囲ヘイト稼ぎを充実させる方向でも良い思います。

キラー系

ナイトはもともとランク2のアンデッドキラーを有していますが、サポ青ではさらにビースト・リザード・プラントイドの3種のキラー (ランク1) も特性としてつけられます。
ランク1は8%、ランク2では10%の確率でひるみが発生しますが、一方でちょっと面白そうなのがファウンダブレストの「キラー効果性能アップ」です。
これはキラー対象に(ひるみ確率/2)%の与ダメージアップおよび被ダメージカットというもので、装備や食事、サークル系アビリティなどで算出された数値に対して計算されるのでうまく扱うと有効策になりえるのかもしれません。

私はまだこのあたり精査してないので何とも言えませんが。

 

あとがき

今回は以上となります。

前にも言いましたがナイト装備の大変なところは、唯一無二のナイト最終装備であるブルトの敷居が高すぎる問題。
ミシックなので全アサルト攻略やアレキ30000個とかはもちろんですが、それ以上にノックが地獄です。
かといってブルト無しではハイレベルなコンテンツをとてもやっていける自信が私にはなかったので頑張って取得しましたが、マゾプレイの極みがそこにはありました。

さて、次回は最終回ですがアビリティ関連を中心にお送りして締めくくりたいと思います。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。